夜とコンクリート

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酔いの醒めぬまま下着だけになって宛てのないメールを打っていると涙が出てきて、いつも逃してばかりでえらいことなんてひとつも言えないんだと思った。
もう眩い世界のことなど見てはいないです。諦めきって溜息吐いてばかりいたら、かっこいいとか、それは美徳じゃないとか言われました。すべては自分の都合。わかっています。わかっているんです。それでも愛しているし、憎んでいるんです。仕事ってなんだろう。生活ってなんだ。裏路地を行くキャバ嬢みたいに、吹っ切れたらよかったんだ、吹っ切れて女になれたら。この世でいちばんしあわせなことは、自分の好きなひとと一緒になることです。それはディズニー映画でも散々描かれてきたことだけれど、わたくしは恋愛ができない。ドキドキするのは疲れる。ただ自分の関係ないところで恋愛していてほしい。それを見ているからさ。自分のことなんてほんとうにどうでもよくなってしまった。こだわっていたはずの十代が消滅し、つまらない大人になる。歌謡曲にあるような人生だ。自由は怠惰ではない。それでも堕落しやすい。そういうことだ。みんな人間。労働は悪。肩書きって悪だから、許してほしいだけ。わたくしは態度がでかいので、恐縮してもおもしろくないじゃん、でも年下に親しげにされたらムカつきますよね、女わかります、わかっているんです。こういうときだけ女でよかったって思う。ひどい人間だ。ひとりで生きたい。相対化しないと形成され得ない世界はめんどくさい。きれいになりすぎていて、わかりやすくしすぎることはうつくしくない。死ね。愛してる。夏の終わりの夜風を浴びて眠る。音楽なんてとうの昔に忘れてしまった。